「初めての試みで、不安だらけで、どうなることかと思いますが、踊り子や観客の皆さんの情熱とパワ―には圧倒されました」と今池祭り会場の皆さんは8月を懐かしく回想してくださいました。
会場を作ろうと思ったきっかけは、7年前今池祭りで、3代目名古屋チ―ム「鯱」が踊ったことでした。人がいっぱい集まり、熱気に溢れる踊りにどまつりが出来たときから、地元今池でもやりたかったのだそうです。そして6年越しで今年やっと地域会場として実を結びました。

会場を訪れた地域の人たちは、踊り子の皆さんの元気よさや踊りにかける真剣さ、そして観客の皆さんが瞳を輝かせてノリノリで見入っていたことに驚き、共感を覚えたといいます。
苦労したことについて尋ねると、「初めてだらけでなにをどうしたらよいのか分からず、皆さんにご迷惑をおかけしてしまいましたが、チ―ムの皆さんがすごく協力的でとても助かりましたし、嬉しかったです。来年もなんらかのかたちで関わっていきたいと思っています。」と力強く話してくれました。
今年、初めて地域会場開催となった今池祭り会場。チ―ムに、観客に、そして地域に支えられ、無事に終えた初回開催となりました。

文責：第6回にっぽんど真ん中祭り実行委員会 伊藤修子